当社発足以来、概念の背景には常に「TECHNICAL INOVATION」がありました。時代の変革と共に環境のクオリティーも新しい世界観が求められるからです。
グローバリゼーションの時代に多義にわたるクライアントの思いを実現するための技術革新こそ、「技覚」の骨格であり、妥協なく進化を続けることが使命と考えております。
一方、「技覚」のクリエイティブワークの背景には常に日本の伝統文化の継承があります。それは建築空間のもつ普遍的空間領域、つまり人が介在する空間は必要に応じた機能と役割を時代に関係なく人々を息づかせるためのバランス感覚として求めているからです。
時代を超え、受け継がれてきた価値観を損なうことなく「建築空間」という器とそれを構築する様々な素材を妥協なく探究し、流行に流されることなくテーマに取り組むことこそ、「技覚」の真髄であり伝統文化の継承であると自負しております。